2010年4月21日水曜日

「ダメなオレ」が原点 実写+アニメで技能伝承<日経産業新聞>



マツダの技能伝承を影で支える異色のベンチャー企業がある。
マツダOBで工場作業員だった。 小林健一が一人で立ち上げたフィールイメージ(広島市)だ。 マツダ時代に現場で悪戦苦闘した経験をもとに、「誰でも理解できる映像技術マニュアル」の作成を手掛ける。 マツダで新入社員研修から国家試験対策まで幅広く導入されているほか、他業種や自治体などにも採用が広がっている。 マツダ本社工場(広島市)内の研修室で、今春入社した初々しい新入社員たちが、ある映像に見入っていた。 車体組み立てラインを説明する映像だ。実写に簡単なアニメと文字を組み合わせたもので、工程にあわせて作業のポイントなどを解説する。本社工場で同様の映像マニュアルを14種類採用している。 加工工程では旋盤加工の国家試験もカバーする内容だ。 作成した小林は、「誰でも一日でポイントが分かるよう、とことん視覚に訴えるのが特徴」と話す。 新人たちが目にした車体ラインで自らが味わった挫折が原点にある。

工業高校卒の小林は1992年にマツダに入社すると、すぐに「技能五輪」出場選手養成コースに配属。 県大会でも優勝した。 だがその後に配属された車体ラインで状況は一転。  「またおまえのミスか!」。 毎日のようにポカ(失敗)を出しては怒鳴られる。 ついたアダ名が「ポカ出しワーストワン」。 五輪選抜生のプライドは砕かれた。 仲間の前で涙を見せたこともたびたびという。 そんな時、今も師とあおぐ人物と出会った。

現在、品質本部副本部長の園山雅俊だ。 「白分の目で確かめろ」「〞多分〞は言うな」 指導を受ける際は圓山の机の横で直立不動。 小林も「端から見ればイジメにも見えたようだが、間違ったことは一つもなかった」という厳しい教育は2年間続いた。 

転機は02年。 小林は工場での環境認証取得マニュアルの作成を任された。 30枚ほどの資料にまとめて圓山に提出したところ、1目見るなり突き返された。 「こんな小難しい文章を現場の人間が見る気がすると思うか」この時、ひらめいた。 「文章がダメなら動画にしたらどうか」。 趣味のパソコンで早速、作業手順を示すアニメを自作。 現場の職長に見せるとこれはわかりやすい」と好反応。 折しも製造業で団塊世代の定年退職が目前に迫り、技能伝承が問題化していた。 「他社でもニーズがあるのでは」。 そう思った小林は05年に独立を決意した。

最初の受注はあっけなく舞い込んだ。 退職届けを出すと、直後に本社工場長から呼び出しを受けた。 新事業を説明すると「ちょうどええ。技能伝承の教育チームを作るから、ぜひやってくれ」。 この時に、現在も同工場で使用するマニュアルが採用された。 

「この仕事はオレがアホやから出来るねん」。 小林はこう言ってはばからない。 工場で失敗しては圓山に怒鳴られる毎日。 その言葉を思い出し「なぜこんな間違いが起こるのか」を自問自答しながら映像を作成する。 「怒られたことが今では仕事のタネになっている」のだ。 小林は発注を受けるとパソコンを片手に顧客の元に飛び込み、まずは自ら作業を身につけるつもりで四苦八苦する。 誰もが疑問に思うだろうことを洗い出すためだ。 近年は自動車以外にも顧客層を広げ始めた。06年に三菱レイヨンが採用。 水質ろ過システムや和紙製造、大学の教材作成など分野は問わない。 価格はケースによるが100万円前後だ。

最近、圓山と飲む機会があった。 「あの時、なんでオレのことを買ってくれたんですか」。 小林の問いに圓山はこう返した。 「おまえは誰よりも真剣に工場を掃除していたから。 現場を大事にするやつはモノになるんや」。

圓山から学んだ愚直に現場を見つめる視線が、たった一人で挑戦した新ビジネスの武器になっている。

2010年4月16日 日経産業新聞

2009年12月10日木曜日

原子の電子軌道 可視化 デジタル動画の教材 <日刊工業新聞>



フィールイメージ(広島市安芸区、小林健一社長、082・573・0579)は、
近畿大学工学部生物化学工学科の井原辰彦教授とデジタル動画化した化学系教材を開発した。
原子の電子軌道を立体的に動画化したもので、目に見えない世界を「見える化」した。
学生の理解に効果があったことから、「教材デジタル易化プロジェクト」として、種々の教材開発に取り組む。
開発した動画は原子の周りの電子を、立体的にルール通りに動かしながら配置する状況を可視化した。
電子配置の国際共通表示、軌道図なども表示し、視覚から理解を支援する仕組み。
原子の電子軌道は、大学の化学系で初期段階で学習する。
教科書や静止画像では理解が難しいが「動画で非常によく理解できた」と学生から高い評価を得た。
今後、大学の助成金や国の競争的資金を獲得して、共同で教材デジタル易化の開発に取り組む。
学内や化学系だけでなく国内の教育界、学校などの教材で幅広くデジタル易化を目指す。
動画を用いた教育方法などを検討する学会の立ち上げも視野に入れる。

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http://feelimage.co.jp/webmail_e2.html

フィールイメージ株式会社
tel:(082)573-0579 fax:(082)555-1632
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2009年12月2日水曜日

電子軌道デジタル動画で・・・ベンチャーと近大工学部 教材を開発 中國新聞


電子軌道デジタル動画で・・・ベンチャーと近大工学部 教材を開発
ベンチャー企業のフィールイメージ(広島市安芸区)は上目、理系学生向けの
動画教材を近畿大工学部(東広島市)と共同開発したと発表した。
化学の授業で学ぶ原子核の周りを回る電子の軌道の立体モデルをデジタル画像で表現し、
学生の理解を助ける。
パソコンを使って原子番号の小さい順に元素記号を選ぶと、それぞれの電子の軌道を学ぶことができる。
電子軌道は大学の授業で教えており「平面の教科書で示しにくい軌道を一目で理解させたい」と
近畿大工学部の井原辰彦教授(57)が同社に教材制作を依頼した。
教材を使い生物化学工学科の1年生約100人に授業をすると、大半が「分かりやすい」と評価したという。
小林健一社長(35)は「他大学とも協力して教材開発を進め、普及させたい」と話す。

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フィールイメージ株式会社
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2009年2月4日水曜日

株式会社ネビジョンとマニュアルシステム共同開発提携

フィールイメージ株式会社は、サービス業向けのデジタルマニュアルのシステム化をめざし、
システム開発に強い、株式会社ネビジョンと共同開発提携を締結した。

仮称:サービス業向けデジタルマニュアルシステムVersion "Zero" を8月リリースを目指して
ともに開発を行っていく。

株式会社ネビジョン
http://www.nevision.co.jp/
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フィールイメージ株式会社
tel:(082)573-0579 fax:(082)555-1632
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2009年1月8日木曜日

ディスプロ社と業務提携

フィールイメージ株式会社は、東京やその関東圏の活動およびサポートをより充実させていく為
また、弊社のトータル的なビジネスプロデュースも含め
東京と広島でのビジネス展開を薦めるディスプロ社との事業提携に合意しました。

ディスプロ社 ホームページ
http://www.dispro.info

2008年12月15日月曜日

不景気対策応援 期間中 維持費無料サービス開始のお知らせ

2008年12月15日付け フィールイメージ株式会社 プレスリリース

(商品・技術を動く見える化で宣伝)


不景気対策応援 期間中 維持費無料サービス開始のお知らせ

サービス範囲:広島県内
期間:日経平均株価が10000円台に回復した月末まで

概要
マツダ株式会社にて動くマニュアル作りを制作しているフィールイメージ株式会社は、その商品、技術の解析力、イメージ化技術を活かし地元不景気対策として企業の販売促進、商品、技術の「動く見える化」を拡販、営業で利用できるよう期間中限定 無料で発信する。また、「動く見える化」開発も特別価格を設定する

応援サービス内容は次の通り
●宣伝映像、技術アニメ、ホームページ開発 期間中5万円以下の特別開発金額設定 (当社完全プロデュースによる宣伝範囲の設定が条件)
●期間中 映像配信維持費、ホームページ配信維持費 無料
●営業で活用できる宣伝コンテンツが入ったiPodを無料で付属

サービスの特徴
現在、不景気ということもあり、金融の悪循環が発生している。これを打破する糸口は、物を買ってもらえる仕掛け作りが重要と考える。しかしながら、資金的に余裕がない事も事実であり、弊社として 弊社先行投資により お客様の負担を最低限にし、弊社から物を買ってもらえる仕掛け作り「動く見える化」技術を提供する。またコンテンツ無料配信期間を日経平均株価10000円回復時点までとし経済の回復と同期したサービスとなっている。期間終了以降は、基本料金+配信費1MBあたり1000円/月となっている
更に当コンテンツ利用により、出張回数の低減商談のスピード化を図ることも可能となる。

ターゲット
小売り、製造業、サービス業、飲食業等

http://feelimage.co.jp/file/081213.pdf

2008年9月25日木曜日

職人のカンや経験を映像化 製造現場の人材を育成する

社長の小林健一さん(34歳)は、大阪の工業高校を卒業してマツダに入社。自動車の製造現場で技術を磨いてきた。その腕前は技能五輪県大会の「曲げ板金」部門で優勝するほど。当時は「手から血が出るほどトンカチを叩いていた」そうだ。そうして培ってきた技術や経験を活かして立ち上げたのがフィールイメージだ。はじめたのは映像による生産現場のコンサルティング事業。若手技術者の教育などを目的に'工場における機械の操作やラインの仕組み'作業工程などを解説した映像を製作するというものだ。「近年'技術者の高齢化や派退社員'外国人労働者の増加などにより技術指導は難しくなってきている。日本の製造現場ではどこでもそうした問題を抱えている。かつての製造現場では『見て学ぶ』のが当たり前だった。そこで当社では職人の持つ技能を映像化することにより、失われつつある匠の技を伝えていきたいと考えている」と小林社長は話す。起業できたのは「マツダ時代の数々の失敗がいい経験になっているから」だそうだ。マツダでISO取得のための現場リーダーを務めていた小林さんは「2000人いる工場の職員全員が理解できる工程管理マニュアルを作らなければならなかった。ボルーやナットの名称など'何も知らない人でも理解できるマニュアルづくりを心がけた」そうだ。現在へ同社のサービスは、新人教育の教材などとして'マツダや三菱レイヨンといった大手をはじめ中小製造業の現場でも利用されている。産業構造が変わるなか'日本のモノづくりを支えてきた職人ワザを伝える同社の取り組みは今後ますます重要に。

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フィールイメージ株式会社
tel:(082)573-0579 fax:(082)555-1632
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